同志社開校の翌年(1876年)、廃校となった熊本藩立の熊本洋学校の卒業生や在校生約40人が、同校教員のL.L.ジェーンズの紹介で次々に同志社に入学しました。その大半は10代。彼らはのちに日本のキリスト教史上「熊本バンド」と呼ばれた俊才揃い。「熊本バンド」の入学により、設立当初の同志社は一気にその内実を整えていきました。彼らはまさに「同志社のもうひとつの源流」を形作ったと言えるのです。
このキャンプでは、このような学生を輩出した地・熊本に焦点を当て、徳富記念園、熊本草葉町教会、キリスト教に共鳴した学生たちが入学直前、「奉教趣意書」に署名しあった花岡山をはじめとした同志社ゆかりの地を訪れます。初期の同志社に強烈な個性を振り撒いた「熊本バンド」の学生の生き様とキリスト教について学ぶとともに、
彼らと同志社創立者・新島襄との関わりを通して、同志社を見つめ、自らを省みようとする試みです。
2022年のキャンプでは、2016年に発生した熊本地震による施設修復工事による
訪問制限や新型コロナウイルス拡大防止による行動制限が生じることをあらかじめご了承ください。
日程:2022年9月7日(水)~9月9日(金)
日 程 | 内 容 |
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9月7日(水) | JR京都駅集合、出発 |
JR熊本駅到着 | |
現地にて各種プログラム | |
9月8日(木) | 現地にて各種プログラム |
9月9日(金) 12時まで | ふり返り、花岡山での閉会式の後、現地解散 |
宿舎:三井ガーデンホテル熊本(熊本市中央区紺屋今町1-20)
※すべて、シングルルームです。
参考:https://www.gardenhotels.co.jp/kumamoto/
同志社大学在学生 20名(催行最大人数)
※応募者多数の場合には、抽選により参加者を決定します。
※応募者が10名に満たない場合、キャンプを実施しないことがあります。
20,000円
※参加者決定発表後の指定期間中に、現金で納入していただきます。
(詳細は参加者決定後に個別にメールにておしらせします。)
※現地解散のため、熊本からの復路については、各自で交通費を負担していただきます。
※自由行動時間中の費用など、別途必要になります。
■キャンセルポリシーについて
途中やむを得ず、参加されない場合は、必ず【7月15日(木)までに】にキリスト教文化センター事務室まで
連絡を入れてください。それ以降は宿泊代に伴う費用等が発生する場合があります。
参加者募集説明会 | ■今出川校地(越川先生) 日時:5月11日(水) 12:30~13:00 場所:CL2教室(クラーク記念館1階) ※会場は変更の可能性があります ■京田辺校地(森田先生) 日時:5月17日(火) 13:00~13:30 場所:同志社京田辺会堂 言館(KOTOTBA-KAN)礼拝堂 ※火曜ランチタイム・チャペル・アワー後に行います |
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参加申込 | 5月11日(火)~6月14日(水) 17時まで |
▼受付媒体 2022年度熊本キャンプ受付専用Forms |
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参加決定者発表 ※実施の有無を含む |
※6月20日(月) |
▼連絡方法 応募者個別にメールで通知 |
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参加費用納入 | ※6月22日(水)~6月30日(木) |
▼納金場所 今出川校地:資金課窓口 京田辺校地:京田辺校地総務課窓口 |
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写真提出 | ※6月22日(水)~6月30日(木) |
▼提出場所 両校地キリスト教文化センター事務室、メール添付画像 |
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事前ミーティング | ※6月下旬以降、2~3回程度 |
※については変更される可能性があります。
大学の歴史を知らずに4年間を過ごすことはもったいないと思う。
同志社のルーツについて学びを一層深めること、現在まで受け継がれてきた精神にふれることをこの旅の目標としていた
家族との仲を違えようとも信仰を守った熊本バンドの青年たちの熱意を強く感じた
震災の被害にあった方々の生の声を聴けたことも、大変印象深かった。
この経験が今後の人生に役立つことを願い、大切な想い出として胸にしまっておきたい。
東無田地区でのフィールドワークは、災害時以外における行動指針としても見習うべきモデルになり、非常に貴重な経験だった。
校友会のみなさんとの交流会は、非常に新鮮で楽しいものだった。
同志社建学当時のことについて、学びを深めていきたい。
同志社の学生にしか体験することのできない貴重なプログラムなので、少しでも興味があるならば、絶対に参加するべき!
普段は話す機会の少ない、他の学部・学年の学生と大いに交流することができた。
京田辺校地事務室TEL:0774-65-7370 |
今出川校地事務室TEL:075-251-3320 |